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国境なき記者団について
2016年度「報道の自由度ランキング」が発表された折、「国境なき記者団の特派員は上杉一派だから信憑性に欠ける」といった内容のまとめやブログ記事、Twitterでの呟きが上杉潰しの著 名人アカウントやネットトロールらの手によって拡散されていた。この年、日本のランキングが前年の62位からさらに11ランク落ち、72位になったからだ。かねて日本の記者クラブ制度を批判してきた上杉が、意図的にランクを押し下げたという主張である。
しかし、国境なき記者団による「報道の自由度ランキング」の発表が始まったのは2003年から(2002年の評価)であり、上杉はそれより前の2001年にはすでに記者クラブ批判を展開していた。日本のランキングは26位から始まり、2006年に51位まで落ちるが、その後は徐々に上昇し、2010年には11位まで上昇した。この間、上杉はずっと記者クラブ批判を続けており、つまり、上杉が調査結果を低下させたという認識が誤りであることがわかるだろう。
「国境なき記者団」が上杉一派だという主張の根拠のひとつに、同記者団東京特派員の瀬川牧子氏が上杉と知己があるとの指摘があるが、瀬川氏が特派員になったには2012年であり、上杉がランキングを捻じ曲げているというには、あまりに時系列が破綻していると言わざるを得ない。
ちなみに、2006年度のものではあるが、世界報道の自由度の調査項目は下記URLで公開されている。
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