東日本大震災時のラジオ放送
2011年3月11日に発生した東日本大震災の翌日からの2日間、『これ以上、津波の映像をみたくない』という被災地の声を受け、上杉がTOKYO FMの震災特番でかけた「アンパンマンのマーチ」「希望という名の光」「上を向いて歩こう」「星影のワルツ」「トトロのうた」「プリキュア」に励まされたという声が多く寄せられた。
3月13日14:15には山下達郎の「希望という名の光」、同16:00には坂本九の「上を向いて歩こう」を他局に先駆けてかけた上杉は、「子どもが笑えば大人も勇気が湧く」「それで、落ち込んだおじいちゃんには『上を向いて歩こう』、子どもたちには『アンパンマンの歌』を」という思いから、これらの曲をかけたとのちに打ち明けている。
実際、同13日の16:21に「アンパンマンのマーチ」をかけた際には、避難所の体育館に避難している母親からのメールが紹介された。「子ども達が体育館で笑い、踊っています」「今、こどもが踊っています」「子どもが笑うと救われる」「上杉隆さんの落ち着いた声に癒されます」「上杉隆メンのかけるアンパンマンのマーチに涙。優しさってこういうことかも」「上杉隆がMCしてラジオやってます。ラジコでも聴けます。テレビとは違った目線で放送してくれています。音楽を流して勇気を与えてくれています。これがグローバルスタンダードな報道なのかな」「テレビの煽りのような報道に疲れちゃった人、TOKYO FMいいよ。ジャーナリスト上杉隆さんがずっとやってる。被災地で必要な音楽を流してる。上を向いて歩こう、アンパンマンのマーチ等。老若男女に必要な音楽を」「これは、マスメディアに属さない上杉さんならではだと思います」。こうした反響が多くあった。
2013年10月に当時のことを振り返った視聴者が「【メルトダウン】という言葉をどこよりも早く知った。【アンパンマンのマーチ】【希望という名の光】を被災地に向けて届け、【歌の力の強さ】を教えてくれた番組…忘れません」と当時の心境を発信している。
(出典;twitter)
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