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上杉の喪失した仕事
上杉は当時、年間50~100件の講演依頼を引き受けていた。多忙につき断ることも多かった。しかし、震災以降、講演依頼を年間一桁まで喪失するという信じがたい状況となった。かつては大阪弁護士会や東京弁護士会をはじめ、保険医協会やJC(日本青年会議所)などの全国大会の依頼も多々あったが、震災後は各講演会にメール爆弾が殺到し、講演直前に一方的にキャンセルを宣告されていることが続いた。
たとえば、大阪弁護士会の講演に関しては、講演直前には、同会所属の弁護士から「ジャーナリストのEさんと何かあったのですか?Eさんから連絡があり、『上杉のような嘘つきに講演をさせれば、大阪弁護士会の恥だ』と言ってきています」と告げられている。また、講演終了後の懇親会において、講演中もネットトロールからの講演中止を求める抗議が殺到していたことを明かされた。
以下に、上杉が依頼を喪失するようになる前の講演のごく一例を紹介する。
なお、喪失した仕事については、今後も加筆を続けてゆく予定である。
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