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​祝う会当日に贈られた言葉

女優・中尾ミエ氏

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「中尾ミエでございます。今ビデオを見ていただきましたように、まずはリアルタイムで上杉さんが状況説明をしていた時に(私は番組に)参加していた立場ですけれども。わたくし、その時は本当に、事実とはいえ怖い感じはしたんですけれども、でも考えたら五年間ですね、ずっと上杉さんを支持してきたのはMXだけです(会場、笑いが起きる)。5時に夢中!だけでなく週刊リテラシー、色んな番組を含めて、これだけぶれずにできたということは、わたくしの仕事には全然関係ないんですけれども、でもわたくしも一緒に信念を貫き通したよう気がして、嬉しいです。よく五年間も我慢しましたね。みんなが、いい友達がいたから、支えられたのよ、ふふふ。私生活はちょっと、、、あんまり、、、あの、、ね、なんとかすればってとこもあるんですけど、まあ、仕事に関してはこれからも私達にできることがあればいくらでも協力させていただきたいと思っています。よかったよかった、名誉回復ができて。おめでとうございます。」

タレント・田村淳氏

「今日、この場所に来て、上杉さんが人に好かれてるっていう場所を僕は初めて見て、困惑しております(会場笑いが沸き起こる)。でも、上杉さんがあの時言っていたことが確かだったっていうことは、皆さんがこうして集まって、先ほども元総理から謝罪に近いような言葉があって、なるほど、上杉さんはデマばっかりじゃないんだということを、僕は今日確信しました。でもただ一つのデマがデマじゃないとわかっただけで、まだ僕は上杉さんのことを疑っています。(会場笑いが沸き起こる)。隣で疑い続けたいと思います。でもとりあえず上杉さん、おめでとうございます。」

ジャーナリスト・大宅映子氏

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「これだけ発起人のひとが集まるっていうのはジャーナリストとして非常に面白い。ただ、一つだけ苦言がある。このひと、いい人で、かわいげがあるんで、皆から人気がある。だからこんなに人が集まってる。時々ちょっと脇が甘い。ね?何度か言ってるからわかってる。もし喧嘩するんだったら、喧嘩の作法ってのがあるんで、こっちに理があればあるほど、低姿勢で、あんまり過激に言わない方が今後、宜しい。老婆心ながら。(握手をして降りる)」

小沢一郎生活の党と山本太郎となかまたち共同代表

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これからも、権力にも負けず、いろいろな圧力にも負けず、筋を、意地を、通して、頑張っていただきたいと思います。そのことを私の方からもお願いして、お祝いのご挨拶とさせていただきたいと思います」

 

佐藤栄佐久元福島県知事

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「事故の2〜3ヶ月後には、豚と猪の間の子があの地域をもう走っておりまして、それを私の元に持ってきてくださった地元の方がいます。自然界もなにも、本当にどうしようもない。そんな中でですね、東京から、真実を求めて、いつも福島に目を向けてくださっていた上杉さんでございます。今日は喜んで私ね、この会にお邪魔しました。こういう席に立つとは思いませんでしたが、事故の後、全国のTVで一緒にいろいろとお話させていただきました。大変な状況ですし、地球にとっても大変な状況です。しかし東京にいるとあまり感じられません。どうぞ、そのへんを、真実をですね、皆さんに感じていただければと思います」

 

菅直人元内閣総理大臣

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「つい先日、イタリア料理屋でですね、上杉さんと一緒になって。まさに当時の話をいたしました。まず一つだけ事実を申し上げますと、今、あの、上杉さんが、東電が本来なら発生から3日後にメルトダウンということを発表すべきであったのにそれをしてなかったということで、或る意味での(東電からの)謝罪が今年あったわけですが。
 
更に、実はですね、3日後ではなくて、3月11日の午後5時15分東電の福島第一の免震塔の中では、あと一時間で、1号機が水位が下がって燃料棒の頭まで下がって…つまり、それ以上下がればメルトダウンが始まるわけです。5時15分に、あと一時間後にはいよいよメルトダウンが始まりますということを、実は言っているんですね。これは、関係者の方、もし良かったら(調べてください)、政府事故調の中間報告の中にその部分が実は入っています。ただ、入り方が非常に…他の中に紛れているので、あまりはっきりしていません。
 
そこで私は先日の原子力委員会で、東電の社長にそのことを確認しました。そしてその上で当時そのことを東電の中で言っているにも関わらず、なぜ政府に伝えなかったんですかと、そういう質問をしたら、『まぁいろいろと混乱していたからでしょう』と言ってました。
 
今(当時配信されたTV動画の中で)上杉さんが政府が政府がと言われていたのは、まぁまさに、私がその時の政府そのものなんですが、あんまりあれこれ言い訳をするつもりはありません。ただ、一つだけ、はっきりと申し上げたいのは、結局、事実か事実でないか、なんですね。政治家の判断というよりも、メルトダウンが起きたか起きないか、あるいは、水がなくなってるかあるかっていう問題なんです。
 
それがわかるのは誰かといったら、それは、東電の現場なんです。それ以外のひとはわかりようがない。ですから東電の現場から正しい情報が伝わってきているか伝わって来ていないか。ですから多分、上杉さんは色んな状況判断から、もうメルトダウンは起きてるんじゃないかと判断されたのは、私は、ジャーナリストとして正しかった、と。
 

ただ、東電としてその時の政府にどの段階で伝えたのかと。伝えなかったんです、ずーっと。ですから、もちろん政府に責任がなかったとは全く申し上げません。
色んな言い方で、皆さんにご迷惑をかけたし、今考えれば、スピーディーなんかでですね、もっと活用して、逃げることを考えれば良かったけども、その活用も、実はきちんとした形での方針がなかったものですから、出来なかったのです。色々失敗はあります。
 
しかし、そういった事を含めてですね、どうも色んな議論のときに、事実と……なんと言いましょう、判断、と、ちょっと違うんです。今、ものすごく事実がわかってきている。ですから、1号機については今お伝えしたように、現実にメルトダウンが始まったのは3日後ではありません。当日の午後6時過ぎです。当日ですよ、3月11日。私が翌朝、《聴き取れず》に行きました。東電からは夜の10時まで水はまだあると言われていたわけです。たっぷりと。それを前提に(現場へ)いったんですが、私が行った時点ではもうメルトダウンが相当進んで、その日の午後には圧力容器の底が抜けメルトスルーしていたそうです。ですから私はまさかメルトスルーまでしているとは思わなかったけれども、しかし、落ちた…山のような、溶けた燃料が、再臨界を起こす危険性があるんじゃないですか、ということを、班目さんに聞いたんですね。そうしたら、班目さんは『可能性はゼロではありません』という答えだったわけです。まぁそのことをめぐって、私もそろそろ名誉回復をしなくてはいけないことが沢山あるんですが、それは今日の取材ではありませんので。
 
上杉さんにはこれからもですね、私を含め、どの政治家のことも、おかしなことはおかしい、と、言っていただけるよう、頑張っていただきたいと申し上げて、お祝いの言葉とさせていただきます。どうも今日はおめでとうございます」

 
 

中尾ミエ氏
田村淳氏
大宅映子氏
小沢一郎氏
佐藤栄佐久氏
菅直人氏

© 2016「 上杉隆君の名誉回復を祝う会」実行委員会  All Rights Reserverd

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