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炉心溶融(メルトダウン)の可能性について報道し続けた

 2011年3月12日13:28、上杉は原子力安全・保安院の発表を聞き、内閣官房や東京電力内部への確認を行い、東電福島第一原発の設計者や自衛隊や在日米軍から得た情報を加味し、Twitter上で炉心溶融の可能性について言及。さらに「行動記録を取っておくことがいずれ役に立つ」「国際的な予防原則を踏まえての対応が重要である」といった内容の発信をした。

 ところが、東電が炉心溶融(メルトダウン)の定義が定まっていないとして事実を隠蔽したことが原因で、正確な情報発信をした上杉は「嘘つき」とされた。メルトダウンが公表された5月以降も、判断基準の存在が隠蔽されていたため、大阪大学教授のK氏、ジャーナリストのE氏、評論家のO氏、経済評論家のI氏らをはじめとする著名人とその支持者、ネットトロールからの上杉への言論封殺が止むことはなく、さらに加速していった。

 

 当時、被災地では、上杉の当該ツイートによって「迅速に避難できた」という感謝の声もあったが、そうした声を覆い尽くすほどの誹謗中傷を受け続けた。しかし、上杉はその後も被災地へ向けての発信を続け、5年の長きにわたり、執拗なバッシングを受けることとなったが、一切のツイートを削除せず、一貫してその姿勢を保ち続けた。

2011当時

『DAYS JAPAN4月号増刊』(デイズジャパン)

2016年立証

​以下は2016年の資料である

 上記、2016年2月の東京電力や自治体の発表に続き、4月11日には岡村祐一原子力・立地本部長代理が社内マニュアルに記載されている炉心溶融(メルトダウン)の判断基準を、事故当時、個人的な知識として把握していたことを明らかにした。「私は(メルトダウンの判断基準を)把握していたが、(事故当時は)直接状況をコントロールする立場ではなかった」と発言。さらに、6月3日には、原子力のトップが、メルトダウン隠蔽を認めている。(下部資料参照のこと)

東電隠蔽を認める

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